久々に晴れたら
次の日が日勤って言うのにその日は何だか眠れなかった。
神経が高ぶっているようななんだか分からないけど、体中の血が煮えているように暑くて目をつぶっても寝つきが悪い。
明日は早いのに…
だから、無理に目を閉じて考えるけど余計に眠れないことが気になってますます眠れなくなる。
そんな時は、寝るのを一旦辞めて眠れそうな本を開いた。
女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと
本屋に行くと必ず何か本が欲しくなる。この本もフト目に飛び込んで来た1冊。
西原理恵子さんは高知県出身の漫画家だから同じ地元ってこともあって何だか親近感があるの。高知県は、美味しいものも多くて自然豊かでいい所って感じだけど、すごく暗い県でもある。個人的な見解だけど、離婚率も高いしシングルマザーの人も多い。うちの親も離婚しているし、友達でも離婚している子は多い。夫が子供みたいな人も多いし、低収入で悩んでいる子も多い。絶対共働き。しかも小さな田舎町だから、どこの子がどうだったとか、あそこの嫁はどうとか人の噂話しかやる事がない。アルコール量が多いからか依存的な人も多いし。そんな土地だからか、女の人の多くは強くなる。と言うか、自分を下げなら生きていくことが癖になっている。
「私なんかが…」私もそれが口癖だったし、ずっと自分に言い聞かせてきた。
幸せになるなんておこがましいって本気で思っていた。自信はないし悲観的、でも誰かに構ってもらえないと不安で不安定になる。
文字で書いたらすごく面倒な感じじゃない?こんな感じの人…私だったらお断りかな(笑)そんな感じの基盤があっての西原理恵子さんの言葉は共感出来ることも多い。
自身の体験を語ってくれてるからそういう事を経験しての重みがある。
今の私にしか出ない言葉がある。高知から東京に出てきて、辞めといたら良かったと思うことなんて一つもない。
「そっちでやって行きなさい。こっちに戻ってこんでいいから」
今もその言葉に支えられている。そんな私だから言える言葉を友達に届けたい。
結婚式まであと2日、友達への言葉は完成出来るのか!!