にこまる時間

愛すべき自分の時間

頭で考えるより、紙に書け!

今日の私は悩んでいた。

ここ数日、いや2ヵ月以上前から頭の片隅にあってどうにもならない問題があった。

それは、結婚式の友達代表スピーチ


結婚が決まった時、「スピーチよろしくね」そう言われた時は本当に冗談だと思った。確かに1ヶ月に1回はご飯を食べてた時期もある。美容院も毎回一緒に行っていた時期もある。でも、はっきり言ってそんなに仲がいいとも言えない関係。だと私は思っていた。そんな友達の友人代表…いや、重荷だから!!


仕事の休みの日、結婚式まであと4日と迫ってますます焦ってくる。自宅で考えるのにも限界を感じて、横浜の前から行きたかったカフェへと逃げ込む。書き出しすら何を言いたいかも思い浮かばない絶体絶命で、ふと考えた。


私、なんでそんなにスピーチしたくないのかな。


いつもの自己分析ノートになんで嫌なのかありのままに書いてみたら驚くべき事実が書き出される。

結婚して良かったね。と思っていないから。

三十路女の友達の結婚が羨ましくて妬むとはまた違う、お祝い出来ない理由。


友達とその旦那さんは職場恋愛で1度結婚を両親に反対された過去がある。しかも旦那さんの母親から。それから1年、結婚を反対されてからも付き合い続け、この度やっと結婚までいたった。

友達としては、良かったねと言ってあげたいけど、彼女から発せられる言葉は幸せとは程遠い言葉。

「結婚ってこんなんだっけ?」「一緒にいる意味ある?」

Twitterであげられる言葉が不用意に私に飛び込んできて固定概念として定着した。

会った時にも幸せオーラは感じられなかった…結婚式の準備が大変だとかそんなどっちかと言えばブルーな印象。だから容易におめでとうと言えない。人生を共に過ごすことを決めた相手なのに本当に幸せって言える?スピーチにありのままを書こうとしたら本当に酷い文章になりそうで驚かされた。

そして彼女は友人代表の挨拶は「私はなくていいんだ」って言ってた。それでもあえて私に頼む理由…それが分からなくて言葉が出てこない。

そんな、自己分析をしながらだったらどうやったら書けそうかを考えた。どうやったらワクワクするものになるか。


パラパラと本をめくって、その言葉は飛び込んできた。

『物事にはベストなタイミングがある。そのことを信頼して、自分の心のおもむく方向に1歩をふみだす。そこから、ワクワクがスタートする』

バシャールの言葉はいつもストレートに私にヒントをくれる。いや、宇宙からのメッセージにも思えた。


Instagramを開くと『今の私にしか、伝えられないことがたくさんある。今の自分のままで伝えていういこう』

宮本佳美さんの言葉がストレートに入ってきた。


今の私にしか伝えられないこと。今まで学んできた沢山のことから女性に伝えたい事は沢山ある。

結婚に対しての言葉は言えないけれど、彼女に対してなら言えそうな気がした。

強そうに見えるけど弱い彼女のことを考えると何だか昔の自分を見ているようで、こういう事を言ってあげたい。って思えるようになってくる。


そこで気が付いたのは、あー不特定多数に向けておめでとうと嘘っぽく言おうとするから言葉が浮んでこないんだって。たとえ皆が分からなくても彼女1人に伝わればいいじゃんって、そのための友人代表だから。


これから結婚しても彼女は1人の女性として自分なりの人生を歩んでいく。私が幸せではないと勝手に思ってるだけで、彼女自身は今の生活に満足をしているかもしれない。そこの感情を考えるのは時間の無駄だ。


一つ言えることは、私は彼女が幸せになると信じている。

幸せになって欲しいとも思ってる。


だから、その気持ちを込めてスピーチを書くことにした。

書き出しは、彼女と私の好きな曲のワンフレーズからにしよう。



うん、素敵なものが書けそうだ(^-^)